令和2年度 卒後進路懇談会を開催しました
開催報告
コーディネーター 木村祥也(50回生)
令和3年1月16日(土)に卒後進路懇談会を開催いたしました。卒後進路懇談会は歯科医師としてのキャリア形成について考えるきっかけを作るべく、主に学部5年生を対象にして行われている講演会です。
例年は、宮城県歯科医師会館をお借りして対面にて行っている会ですが、今年度は新型コロナウイルスの影響のためzoomを用いた初のオンライン開催といたしました。毎年恒例となっている、講演会終了後の懇親会も開催することができず残念ではありますが、対面形式より参加へのハードルが低くなったこともあり、低学年の参加学生も見られました。
今年度は、7名の研修医の先生方、国家試験対策講師である鍔原先生、自身のクリニックを開業されている岩松先生の計9名に及ぶパネラーの方々にご講演いただきました。
研修医の先生方には、自身の研修施設のカリキュラムやその施設を選択した理由等をメインにお話いただきました。学部生に最も近い年代ということもあり、自身が学生の頃に考えていたことや悩んでいたこと等、学生目線に立ってスライドを作ってくださった先生方が多かった印象を受けました。
鍔原先生は、学生にとって直近の大きな目標である国家試験合格に向けて、近年の試験の傾向や受験勉強を始めるにあたって重要な姿勢などを熱く語って頂きました。1年後に国家試験を迎える5年生にとっては、受験勉強を開始する良い刺激になったと思われます。
岩松先生にはご自身の経歴を踏まえ、大学院に進学したメリットや大学教員、開業医の働き方の違い等多岐にわたる内容についてご講演いただきました。直近の進路のみならず、大きなゴールを見据える上で、とても貴重なお話を聞くことが出来ました。
今回の講演会を通して、学部卒業後には歯科医師として様々な選択肢があることを学生に知ってもらえたかと思います。理想の歯科医師像に近づくための最善の進路選択に繋がれば、幸いです。
この会のみならず、今後とも、進路決定に関して迷いや悩みのある学生に対して積極的に支援出来たらと思います。
多くの同総会の先生方、パネラーの先生方にご尽力いただいたおかげで、今年も無事に卒後進路懇談会を終えることが出来ました。この場をお借りして、感謝申し上げます。ありがとうございました。
開催概要
日時:1月16日(土)14時〜
場所:zoomによるオンライン開催
1) 開会の辞 千葉美麗 先生
2) 会長挨拶 大内光太郎 会長
3) 同窓会紹介 虻江勝 先生
4) 講演 コーディネーター 木村祥也
- 鍔原泰介 先生(30回生)−歯科医師国家試験対策講師
- 原田芙太巴 先生(50回生)−東北大学病院研修医
- 岩渕太人 先生(50回生)−東北大学病院研修医
- 武田桜 先生(50回生)−東北大学病院研修医
- 米満由奈帆 先生(50回生)−東京医科歯科大学歯学部附属病院研修医
- 田中健太 先生(50回生)−慶應義塾大学病院研修医
- 武井飛雄 先生(50回生)−北上尾歯科研修医
- 西條詩織 先生(49回生)−国立国際医療研究センター病院研修医
- 岩松正明 先生(25回生)−六郷いわまつ歯科
5) 総括・コメント 山内健介 先生
6) 閉会の辞 金高弘恭 先生