平成30年度 卒後問題懇談会を開催しました
開催報告
コーディネーター 金城里阿(48回生)
平成31年1月12日(土)、宮城県歯科医師会館1階視聴覚室におきまして、卒後問題懇談会が開催されました。
主たる対象は学部生である5年生で、参加は任意でしたが学年の約半数以上の参加となりました。
今回は、4名の研修医、 鍔原先生、桜井先生、計6名の先生方に講演をお願いいたしました。
研修医の先生方は、発表のスライド作成の際に、自分たちが学生の頃に研修先をどういう風に選んでいたかを思い返したといいます。そういって作られた各々の先生方のスライドには、先生方の後輩に対する強い思いが沢山詰まっていたように感じます。今回の先生方のお話により、色々な選択肢を広げ、さらに沢山の選択肢を知ったうえで後輩たちが自分にとってベストだと思えるような選択が出来たらなと思います。
鍔原先生は、学部生の方が来年受験する歯科医師国家試験の対策に関して熱く語られていました。国家試験の概要や形式に関しても細かくお話されていましたので、学部生にとって良い刺激になったのではないかと思います。
桜井先生は、開業医として日々どういった歯科治療を行っているかをお話しして下さいました。学部生の頃に開業医の先生方のお話を聞く機会はなかなか無いため、想像もつかない開業医の先生のお話は大変貴重だったと思います。
その中で桜井先生は大学病院とかかりつけ医としての繋がりについて、東北大学時代に作られた人との繋がりがとても貴重だと仰っていました。こうやって同窓会という繋がりもまた、大切な繋がりだと私自身も再確認できました。
会終了後は、懇親会が行われました。例年参加されている先生方のお話では、近年で一番の盛り上がりだったとのことでした。多くの学部生が参加し、色々な先生方と交流を行っておりましたので、沢山お話が聞けたのではないかと思います。
今回の卒後問題懇談会が、これから進路を決める後輩たちにとって何かしらのプラスになれればと思っております。また更に、今回の出会いを通して、彼ら彼女ら何か迷ったりすることがあれば私自身全力でサポート出来ればいいなと思いました。
また、この卒後懇談会を開催するにあたりご尽力賜りました、大内会長をはじめ同窓会の先生方、パネラーの先生方、本当にありがとうございました。
次第
- 開会の辞 千葉美麗(大学支部支部長)
- 会長挨拶および同窓会についての説明(大内会長、虻江専務理事)
- パネラーの紹介
- 講演 コーディネーター 金城里阿(大学支部)
- 大谷栄毅 先生(48回生) 東北大学病院 研修医
- 矢崎麻衣 先生(48回生) 東北大学病院 研修医
- 五味佳蓮 先生(48回生) 横浜市立大学附属病院 研修医
- 若尾さやか 先生(48回生) 富山大学病院 研修医
- 鍔原泰介 先生(30回生) 歯科医師国家試験対策講師
- 桜井康全 先生(29回生) さくらい歯科医院院長
- 質疑応答
- 閉会の辞 山内健介(大学支部)
*懇親会